診療内容

診療内容は大きく分けて、レーザー治療と手術です。あざは自然経過として徐々に消退していくこともありますが、消退するまでに長い期間がかかり、患者の心の負担になりそうなものは積極的にレーザー治療をしています。(臀部の蒙古斑、色素性母斑へのレーザー治療は行っていません。)手術の対象になるのは、体表面の先天異常、皮膚皮下腫瘍、外傷と傷あとの3項目あります。簡単な手術では年齢が10歳以上であれば、局所麻酔で手術を行うことがあります。
診療理念
あざのレーザー治療に関しては、治療の目標と治療計画について患児のご両親と相談させていただいています。2023年度より第3水曜日午前、第2,4金曜日午前にレーザー外来を設置しました。手術に関しては、可能な限り手術の傷あとをきれいに仕上げるように、また、形は健康な指は耳や顔に近づけるように、日々努力しています。
当科の特徴
当科の特徴はあざのレーザー治療です。あざの範囲がある程度大きい場合、目の周囲、体幹にあざがある場合には、全身麻酔での治療を選択し治療を行っています。耳介の形成異常、四肢の先天異常、乳児血管腫の内服治療にも特に力を入れております。
特殊医療機器
レーザー装置としてVbeam2/ALEX2/GentleLase Pro/Q-SWルビーレーザー(MODEL IB101)を取り揃えています。
(臀部蒙古斑、色素性母斑、脱毛に対するレーザー治療は行っておりません。)