整形外科
実績内容
|
2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
外来延べ患者数 |
6,928 |
6,224 |
6,494 |
外来新患数 |
560 |
850 |
1,009 |
入院延べ患者数 |
3,886 |
3,981 |
4,488 |
実施している主な治療
【保存治療】 |
2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
乳幼児股関節脱臼に対するオーバーヘッド牽引法 |
11 |
8 |
2 |
環軸椎回旋位固定に対する入院牽引療法 |
5 |
6 |
1 |
麻痺性尖足、上下肢痙縮に対するボトックス注射 |
42 |
33 |
29 |
【手術治療】 |
2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
股関節疾患(股関節脱臼、ペルテス病など) |
21 |
22 |
22 |
足部疾患(内反足、多合趾症、麻痺性変形など) |
46 |
43 |
48 |
上肢疾患(母指多指症、橈尺骨癒合症など) |
5 |
6 |
13 |
下肢疾患(脚長差、O脚、X脚など) |
29 |
31 |
31 |
脊椎疾患(斜頚、脊柱変形など) |
7 |
7 |
5 |
腫瘍性疾患 |
1 |
3 |
2 |
炎症性疾患(感染など) |
3 |
3 |
7 |
外傷 |
3 |
5 |
8 |
その他(抜釘など) |
72 |
46 |
64 |
合計 |
187 |
166 |
200 |
クリニカルインディケーター(臨床の医療指標)
1)股関節脱臼における保存的治療の整復率
【乳幼児股関節脱臼】 |
2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
Rb 脱臼整復率 |
86% (6/7) |
50% (4/8) |
25% (1/4) |
OHT 脱臼整復率 |
100% (2/2) |
100% (5/5) |
100% (1/1) |
【先天異常を伴う股関節脱臼】 |
2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
Rb 脱臼整復率 |
0% (0/3) |
33% (1/3) |
– |
OHT 脱臼整復率 |
89% (8/9) |
100% (3/3) |
100% (1/1) |
Rb: リーメンビューゲル装具 OHT: オーバーヘッド牽引法
( )は股関節数
2)手術部位感染の発生率
|
2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
感染発生率 |
0% (0/187) |
0% (0/166) |
0% (0/200) |
※創外固定用ピンの遅発性感染を除く
( )は手術件数
誌上発表
- Sagittal plane deformity after temporary epiphysiodesis of the distal femur for correcting limb length discrepancy.
Furuhashi H, Kaneko H, Iwata K, Hattori T.
J Orthop Sci. [in press]
- 第4中足骨短縮症に対する創外固定器を用いた仮骨延長法
澤村 健太、岩田 浩志、金子 浩史
日本足の外科学会雑誌 40(1):91-94 2019
- 化膿性股関節炎との鑑別を要したMRSAによる乳児臀部化膿性筋炎の1例
澤村 健太、北村 暁子、服部 義
中部日本整形外科災害外科学会雑誌 62(1):71-72 2019
- 【小児整形外科の最新知見】新しいGuided Growth(エイトプレート)の効果と問題点
古橋 弘基、服部 義、金子 浩史、岩田 浩志
整形・災害外科 62(1):27-35 2019
- 脚長差に対する骨端線抑制術の治療成績ステープルとエイトプレート
古橋 弘基、金子 浩史、岩田 浩志、長田 侃、服部 義
日本小児整形外科学会雑誌 27(2):222-227 2018
- 発育性股関節形成不全における漸次的整復時のMRI所見とその後の臼蓋発育との関連
金子 浩史、岩田 浩志、古橋 弘基、長田 侃、服部 義
日本小児整形外科学会雑誌 27(2):217-221 2018
- 髄内釘とイリザロフ法を併用し治療した年少先天性下腿偽関節症の2例
澤村 健太、金子 浩史、岩田 浩志、北村 暁子、長田 侃、服部 義
日本小児整形外科学会雑誌 27(1):70-73 2018
- 骨系統疾患に伴う下肢変形に対するエイトプレートを用いたGuided growth
澤村 健太、金子 浩史、岩田 浩志、北村 暁子、長田 侃、服部 義
日本小児整形外科学会雑誌 27(1):62-65 2018
- 【小児股関節に対する治療】小児股関節疾患に対する治療の実際 発育性股関節形成不全の保存療法の実際
服部 義
関節外科 37(10):130-138 2018
- 【小児整形外科疾患と装具】先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)
服部 義
日本義肢装具学会誌 34(3):186-191 2018
- 【運動器画像診療の最前線】部位別・疾患別画像診療の最前線 小児整形外科領域の画像診療 超音波診療
岩田 浩志
関節外科 37(4):120-129 2018
- 【小児整形外科の過去・現在・未来】 (Part2)臨床<過去> 日本における先天性股関節脱臼(先天股脱)治療の軌跡
服部 義
Bone Joint Nerve 7:4:573-576 2017
- 【ポイント解説 整形外科診断の基本知識】 下肢疾患 発育性股関節形成不全(DDH)の診断
服部 義
Orthopaedics 30:10:147-151 2017
- 【ちょっと気になる新生児-お母さんの不安に答える】 手・足の開き 足の開き(股関節の異常)
金子 浩史
周産期医学 47:9:1198-1200 2017
- 経験と考察 発症から治癒まで経過観察をしたKohler病
都野田真健、岩田浩志、金子浩史、古橋弘基、服部義
整形外科 68:3:219-223 2017
- Percutaneous pinning after prolonged skeletal traction with the hip in a flexed position for unstable slipped capital femoral epiphysis: A case series of 11 patients.
Matsushita M, Mishima K, Iwata K, Hattori T, Ishiguro N, Kitoh H.
Medicine (Baltimore). May;96(19):e6662 2017
- The epidemiology of developmental dysplasia of the hip in Japan: Findings from a nationwide multi-center survey.
Hattori T, Inaba Y, Ichinohe S
Journal of Orthopedic Science. Jan;22(1):121-126 2017
- Clinical Results and Complications of Lower Limb Lengthening for Fibular Hemimelia: A Report of Eight Cases.
Mishima K, Kitoh H,, Hattori T et al
Medicine (Baltimore) May;95(21):e3787 2016
- 3大小児整形外科疾患と言われた先天股脱、先天性内反足、筋性斜頸 その過去と現在 日本における発育性股関節形成不全(DDH)の過去と現在 疫学と保存的整復の推移
服部義
日本整形外科学会雑誌 90:7:473-479 2016
- 多発性外骨腫症の下肢変形に対するGuided Growth Systemの治療経験
都野田真健、岩田浩志、古橋弘基、大石央代、服部義
中部日本整形外科災害外科学会雑誌 59:3:599-600 2016
- Ollier病の下肢短縮変形に対する創外固定治療:成長終了まで経過観察した2例の検討
都野田真健、金子浩史、岩田浩志、古橋弘基、大石央代、松村明日香、服部義
日本小児整形外科学会雑誌 25:2:226-230 2016
- 【小児疾患診療のための病態生理 3 改訂第5版】骨・運動器疾患 斜頸 環軸亜脱臼、炎症性斜頸を含めて
岩田 浩志、服部 義
小児内科 48(増刊):705-709 2016
- 当センターの低年齢発症(5歳未満)ペルテス病の治療経験
古橋弘基、金子浩史、岩田浩志、服部 義
日本小児整形外科学会雑誌 25:2:195-199 2016
- エイトプレートを使用した骨端線抑制術の治療成績
古橋弘基、金子浩史、岩田浩志、服部 義
日本小児整形外科学会雑誌 25:1:48-54 2016