手術・中材看護
特徴
手術室ではからだで困っていること、成長にとって大切なことを治療するために来ていただくところです。手術室の看護師はお子さまの年齢や発達段階に合わせて、術前から術中・術後に安心して過ごしていただけるように考えています。
安心して手術を受けに来て下さい。

看護として大切にしていること
手術室には8つの部屋があり現在26名の看護師がいます。年間で約2700件の手術を行います。
手術の前日には入院されている病棟へ術前訪問にうかがいます。ここでは手術に対するお子さんやご家族の不安や好きなおもちゃ、好きな歌や動画はないかをお聞きし、入室の際にはできるだけ落ち着いてもらえるようにしています。術中は麻酔がかかっている患者さんの様子を観察し麻酔科医とともに働く「外回り看護師」と執刀医の手術がスムーズに進行するための「器械出し看護師」がいます。それぞれ深い知識と高い技術が必要となり、日々学習に励んでいます。
さらに小児センターの手術室の特徴の1つに麻酔回復室である(PACU)が併設されていることが挙げられます。ここは手術が終了して麻酔から覚めるまでの時間を安全に過ごしてもらえるように看護師が観察をする場所です。麻酔から覚めたことが確認できれば麻酔医の許可を得て病棟に戻ります。
子どもさんの手術は全身麻酔で行うことがほとんどなので、安全な麻酔の導入、術中の観察や医師の介助を心がけています。手術中子どもさんは眠った状態ではありますが、常に丁寧に関わることそして時には代弁者となることを心がけています。


