あいち小児保健医療総合センター Aichi Children's Health and Medical Center



実績内容

患者数 2021年度
(2021.4-2022.3)
2022年度
(2022.4-2023.3)
2023年度
(2023.4-2024.3)
外来患者数(初診) 218 190 194
外来患者数(再診) 2160 2056 1973
紹介患者数 280 263 253
入院患者数 379 359 406

 

手術件数 2021年度
(2021.4-2022.3)
2022年度
(2022.4-2023.3)
2023年度
(2023.4-2024.3)
全手術件数 249 219 230
うち予定手術 212 172 186
うち緊急手術 37 47 44
うち新生児手術 9 8 7

実施している主な検査・治療

術式 2021年度
(2021.4-2022.3)
2022年度
(2022.4-2023.3)
2023年度
(2023.4-2024.3)
手術件数 うち内視鏡手術件数 手術件数 うち内視鏡手術件数 手術件数 うち内視鏡手術件数
横隔膜ヘルニア根治術 1 0 1 0 0 0
漏斗胸手術 1 1 0 0 2 2
肺葉切除術 1 1 0 0 0 0
食道閉鎖症手術 3 0 1 0 0 0
腸閉鎖症手術 3 0 1 0 2 0
噴門形成術 4 4 1 1 5 5
虫垂切除術 8 8 8 8 5 5
ヒルシュスプルング病手術 1 1 0 0 0 0
高位・中間位鎖肛手術 1 0 2 1 1 0
胆道閉鎖症手術 0 0 1 0 0 0
先天性胆道拡張症手術 0 0 0 0 1 0
卵巣腫瘍切除術 1 0 2 0 4 0
鼠径ヘルニア根治術 91 86 106 105 83 80
臍ヘルニア手術 21 0 15 0 20 0
停留精巣固定術 8 0 3 0 7 2
気管切開術 8 0 13 0 16 0
喉頭気管分離 1 0 1 0 1 0
臍帯ヘルニア・腹壁破裂手術 0 0 0 0 0 0
中心静脈カテーテル挿入・抜去 12 0 16 0 10 0
気道異物除去 3 0 4 0 1 0
消化管異物除去 2 0 2 0 5 0
その他手術 79 10 42 3 67 7

主な強調点

  • 子どもの治療に精通した看護師、保育士、小児内科医師、麻酔科医師とのチーム医療を達成して、お子さんの心のケアを取り入れた手術準備体制を確立しています。
  • 侵襲の少ない治療法が選択できるように小児用の手術機器が充実しています。
  • 低侵襲の手術を目指して、小児用の腹腔鏡器材を充実させて治療にあたります。虫垂炎の腹腔鏡手術達成度は開設以来常に100%です。
  • 手術前の検査にもお子さんを怖がらせないように努力する環境と人材が整っています。このことは子どもの人権を守る意味からも大きな意味を持っていると考えています。
  • 消化管生理に精通したスタッフと充実した機材で原因不明の腹痛や便秘症の問題を解決できた症例をたくさん経験しています。
  • 放射線とバリウムを使わないで、MRIを用いた被曝のない消化管の運動検査で、原因不明の腹痛の原因検索ができます。
  • 肛門括約筋を3次元解析することで直腸肛門奇形の手術成績の向上に努めております。
  • 小児の放射線科医との協力で画像診断の精度の向上に務めています。
  • 静脈栄養管理に新しいプロトコールを導入して、カテーテル感染を短期間に診断して治療する方法を確立しました。
  • 直腸肛門機能の適切な検査法を確立して、排便異常の治療や検査に役立てています。

社会への貢献

  • 小児対象の診療科が充実していますので、今まで多くの病院に通院しなければならなかった複数の疾患を持っているお子さんが、1つの病院で全ての診察を受けられるようになります。
  • 原因不明の腹痛や便秘などで困っている子どもさんを心と身体の両方の診察を協力して行うことで解決できる可能性が高くなります。
  • 基礎疾患の有無に関わらずWOC看護師とともに排便管理に関する相談に応じています。
  • 小児慢性便秘症の治療に関して情報提供をしています。
  • 小児用の内視鏡を充実し、お子さんの消化器疾患を万全の体制で診断・治療します。

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