2011年より、当センターでは以下の手順で実施しています。
2018年3月にガイドラインの改訂があり、説明文書の一部を改訂しました。
患者さん
- 循環器科より説明文書(図1,2,3)を受け取る。
- 歯科医院に受診する際、その説明文書(図1,2,3)を提示する。
歯科医院では
- 説明文書(図1)から、感染性心内膜炎予防の必要な患者さんか否かを判断する。
図1 感染性心内膜炎の予防について「グループA,Bは必要、Cは不要」(PDFファイル:120KB) - 説明文書(図3)から、感染性心内膜炎予防の必要な歯科治療か否かを判断する。
図3 歯科治療における感染性心内膜炎予防投与の基準(PDFファイル:164KB) - 予防が必要な場合は、説明文書(図2)に従って予防投与を行う。
図2 予防方法(PDFファイル:169KB) - 治療・処置時と投薬・レセプト記載の注意事項は、図4を参照して下さい。
図4 治療・処置時と投薬・レセプト記載の注意事項(PDFファイル:126KB)
注意事項
この方法で、感染性心内膜炎を完全に予防できる訳ではありません。世界的には、費用対効果の面から、予防投与は減少傾向にあります。
参考文献
著者 | 加納欣徳 他 |
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タイトル | 歯科治療における感染性心内膜炎予防のための抗菌薬投与について ―あいち小児保健医療総合センターにおける取り組み― |
雑誌 | 愛知学院大学歯学会誌(2013年) |
巻(号) | 51(2) |
ページ | 177-182 |