診療内容

救急科は、小児ERで、小児の疾病や外傷の初期診療を行います。
当センターの小児ERには、様々な理由、重症度、緊急度で来院される患児がおり、受診者全員に院内トリアージ(緊急度判定)を行っています。
また、重症児の病院間搬送医療も行っています。
診療理念
Quality:医療の質を追求します
Undefeated:子どもの代弁者として妥協しません
Education:教育・情報発信を行います
Society:必要な社会資源が投入されるようにします
Teamwork:チームと個人の両方を尊重します
当科の特徴
東海三県で初めて小児救命救急センターに指定された小児に特化した救命救急部門であり、集中治療科・総合診療科・各専門診療科と密接に連携しながら診療を行っています。 緊急搬送チーム・救急車を運用し、搬送医療・病院前救護へ積極的に携わるとともに、院内の蘇生教育や災害医療にも力を注いでいます。
あいち小児センターには各専門診療科がこれまで発展させてきた 、先天性疾患等をはじめとした小児に特有の特殊な知識や技術を必要とする診療の蓄積があります。施設としての専門性も生かしながら、小児救急診療を行っています。
小児救急医は、内科系または外科系の様々な主訴で受診される患児を総合的に診断、初期対応する技術を持っています。つまり、内科医でも外科医でもありません。場合によって、集中治療科や総合診療科、各専門診療科がコンサルトを受けて協力するという体制がとられています。小児救急医は総合医であると同時に采配医でもあり、内科系・外科系疾患に関わらず広い知識と技術を持って診療し、次の治療へ繋げていきます。
また、病院から病院へ治療を繋げたいという場合、重症であればあるほど患児の搬送は難しくなります。救急科が中心となって運用している緊急搬送チームはそのようなニーズにお応えできるよう、病院間搬送に対する知識、経験を重ねています。