診療内容
診療科名は感染症科、予防診療科と分かれていますが、それぞれの医師がチームを組んで感染免疫科として診療にあたっています。主な診療内容は感染症、膠原病、免疫疾患です。
- 感染症科
- 細菌やウイルスにより重症化・慢性化する感染症や複雑化した新興・再興感染症の診療を行います。
- 予防診療科
- 若年性特発性関節炎や全身性エリテマトーデス等の自己免疫疾患、川崎病等の血管炎症候群、慢性肉芽腫症や高IgE症候群などの診療を行います。
主な対象疾患
- 急性感染症
- 化膿性髄膜炎、ウイルス性中枢神経感染症、感染性心内膜炎などの重症感染症、肺炎、気管支炎、急性胃腸炎など一般の感染症
- 慢性感染症
- 慢性肝炎、サイトメガロウイルス、EBウイルスなどによる慢性感染症など
- 膠原病
- 若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚筋炎、強皮症、シェグレン症候群など
- その他の免疫疾患
- 潰瘍性大腸炎、クローン病、川崎病など
感染免疫科 (感染症科/予防診療科)からのお知らせ
イベント情報
現在予定されているイベントはございません。
診療理念
臓器別の診療科とは異なり、我々が扱う感染症、膠原病、免疫疾患はその対象が全臓器にわたります。各内科系診療科(循環器、腎臓、神経科)はもちろんのこと整形外科、小児外科、耳鼻科、眼科などの外科系診療科およびリハビリテーション科とも連携して全身トータルでのケアを目指します。連携する各科はもちろん小児専門のスタッフです。
当科の特徴
膠原病に対してステロイドパルス療法、エンドキサンパルス療法、重症患者には血漿交換療法も行います。感染症については、名古屋大学や県衛生研究所などと協力して原因となる菌やウイルスについて検査診断を行っています。
特殊医療機器
感染症、膠原病の診療では病変部位の特定、合併症の広がりやその重症度を検索することが重要です。そのために様々な機器を駆使して診断を行います。
- X線CTスキャン
- 3DCTスキャン
- 核磁気共鳴装置(MRI)
- シンチグラフィー
- サーモグラフィー
- 呼吸機能検査
- 骨密度定量装置など
当科と関連する病名など
- 感染症
- 慢性感染症
- 化膿性髄膜炎
- 肝炎
- EBウイルス
- サイトメガロウイルス
- RSウイルス
- ヘルペスウイルス
- 脳炎
- 感染性心内膜炎
- インフルエンザウイルス
- 川崎病
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 膠原病
- 若年性関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 皮膚筋炎
- 強皮症
- シェグレン症候群