業務内容

作業療法とは

遊びや活動や課題を中心とした作業活動を利用して行う治療です。

作業療法の目的

主な目的としては、

• 運動機能､上肢機能の改善
• 日常生活動作の獲得､向上
• 認知､学習面の向上
• 心理社会面の発達援助
• 遊びの援助
• 精神機能､情緒面の安定

治療

基本的には個別治療で、担当療法士とマンツーマンで行います。
1回につき40～60分、頻度は､お子様の年齢や状態によって異なりますが、週に1回から月に1回が多いです。お子様が持っている問題に対して、様々な要素から評価し､個々の特性や能力に合った治療内容を選択します。

その他

地域の療育施設等に赴いて、保育士研修や障害児を有する母親への相談会、学習会を行っています。
生活習慣病予防事業（健康スクール）において、体力、運動能力テスト、及び運動習慣の方法を学ぶための実践指導を行っています。
地域の保健所が主催する健康増進事業で、運動指導を行っています。

主な対象疾患

脳性麻痺、精神運動発達遅滞、染色体異常、筋ジストロフィー症、てんかん、広汎性発達障害、注意欠陥多動症候群、協調運動障害､愛着障害、解離性障害など

部門の特徴

作業療法は、遊びや活動を使っての治療であるため、子どもが自発的に取り組むことができます。また、お子様に対する治療と合わせて、家族指導･援助も行います。
入院児に対しては、屋内の活動だけでなく、園芸などの屋外の活動も取り入れています。